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2.高次脳機能障害

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解説:高次脳機能障害

脳挫傷など事故で頭部に大きなダメージを受けた被害者は、「高次脳機能障害」を負っている可能性があります。救命救急医療の発達によって一命を取り留めることができ、言葉が話せる、身体が動かせる......など、一見すると回復したように見えるのですが、実は認知力の低下などから、仕事や日常生活に大きな支障をきたし、「事故前の生活に戻れない」という被害者が増加しているのです。外からは健常者のように見られるため、逆に理解を得にくく、家族も大変な苦労を強いられています。
「高次脳機能障害」は、脳の損傷部位によって障害の表れ方が複雑・多様なため、安易に判断することはできませんが、事故後、下記のような症状や行動が現われたらその疑いがあると考えてよいでしょう。また脳挫傷が起因する後遺障害としては、高次脳機能障害だけでなく、脳全体、いわゆる人間の五感に異常をきた している場合が多く、脳外科のみならず、眼科や泌尿器科、耳鼻咽喉科等の検査も必要となります。
症状を正しく見極め、事故によって被った損害を正しく立証するには、脳挫傷の予後を研究されている数少ない医師との連携や、専門的な知識を兼ね備えた弁護士の協力が必要です。早めにご相談ください。

「高次脳機能障害」の主な症状(被害者家族から寄せられた声)

■外傷性てんかん発作
■意志疎通が不可能
■記憶力障害があり、5分後には話したことを忘れ、対人関係を維持出来ない。
■同時に2つ以上のことが出来ない。
■買い物を頼んでも買い忘れ、勘違いが連続する。
■メモをさせても、メモの存在を忘れている。
■車椅子を動かせるが、物にぶつけるなどして安全に動かすことができない。
■目にした電気スイッチ類を衝動的に押してしまう、たとえば、理由もなくガス点火するなど。
■幼児のように刃物で自分の身を傷付けることがある。
■常動運動といって手や足のパタパタ運動が止まらなくなる障害がある。
■頻尿、大便失禁などにより、不衛生になる。嗅覚が失われガス漏れが分からなくなる。
■味覚がなくなり食物の異常が分からなくなる。
■ガスの火を点け放しで忘れる。
■羞恥心を失い他人の前で陰部を出して掻くことがある。
■同じ言葉を繰返して側にいる者をいらいらさせる。
■訪問販売の口車に乗せられ何でも契約して、予想外の高額支払い要求を受けた。
■情緒不安定で、リハビリ施設入居中に同室の患者に暴力を振るって退所させられた。

高次脳機能障害の認定のためのポイント

① 脳に対する打撃があること

高次脳機能障害は、脳に対する衝撃によって生ずるものですので、脳に対する衝撃が必要です。必ずしも頭蓋骨骨折がなくても、顔面に対する強い打撃があっても脳に対する打撃といえるので、十分な要件となると思われます。
他方、脳に対する直接的な打撃がない場合は、高次脳機能障害の発生は難しいと思われます。(手術での脂肪塞栓等による、脳血流の極端な低下による低酸素脳症を除く)

② 意識障害の存在

高次脳機能障害の発症の最低限の要件は、意識障害です。
少なくとも6時間以上、通常は1日以上の意識障害が必要です。
意識障害があるとすれば、受傷日の入院は必須の条件となります。
意識障害については、カルテを参考に、その程度と期間を判断することになります。例外的に、画像上の脳の傷害が明かな場合は、事例によっては明確な意識障害が不要な場合もあります。

③ 画像の存在

画像とは、脳そのものの傷害の画像です。高次脳機能障害の認定のためには、脳に対する衝撃が証明されれば、一般的には「脳挫傷」「頭蓋骨骨折」等の傷病名があれば、必ずしも画像が必要という訳ではありません。
もちろん画像があればより高次脳機能障害が明らかに存在することが証明しやすくなります。

④ 症状の存在

受傷後遅くない時期、例えば入院期間中、もしくは退院後すぐに、前に述べたような高次脳機能障害の症状が存在したこと、そしてそれが病院の医師に確認されている事が重要となります。家族が十分にチェックして、医師に伝えることが必要です。

「脳挫傷・高次脳機能障害」の立証ポイント

介護料

2級以下の高次脳機能障害の場合、損保側は「随時介護で事足りる」と主張してきますが、自在に動き回ることのできる高次脳機能障害者の介護は、遷延性意識障害者と比較した場合、その緊張状態は計り知れないものがあるのが現実です。被害者本人の日常生活の困難さと介護者の労力・精神的負担等を緻密に主張することで、「常時介護」の必要性を認める判決も出ています。また、3級5級の介護料も立証の仕方で認められます。

症状の立証

高次脳機能障害の患者は、外見が通常人と同じに見えるため、高次脳機能障害の存在と、家族の大変さの立証が難しく、緻密な立証をしないと、高次脳機能障害自体を否定されかねません。
医師と連携した立証が必要となります。

高次脳機能障害で問題を抱えておられる被害者と家族の方々へ

高次脳機能障害を負われた方々の多くは、次の2つの問題に直面します。

① 病院で十分な診断が受けられない

高次脳機能障害について十分な理解のない医療機関(医師)にかかると、なかなか適切な診断を受けることができません。そればかりか、事故直後の急性期を過ぎると、本来は必要な治療やリハビリが受けられないまま放置されてしまうなど、気の毒なケースが多く見受けられます。しかも残念なことに、この国では十分な理解のない医療機関が圧倒的に多いのが現状です。

② 障害が正当に評価されない

医療機関が高次脳機能障害について十分な理解をしていないと、診断書にはその深刻さが明記されず、結果的に自賠責保険の等級認定が低く見積もられ、損害賠償にも大きな影響を及ぼします。そのため、被害者とその家族を生涯にわたって苦しめる結果になりかねません。その点からも、医療機関選びは、納得のいく解決を得るためのファーストステップといえるでしょう。

当ネットワークでは、高次脳機能障害について専門的な知識を有する信頼できる医療機関の情報を多数収集しております。病院探しでお困りの方は、遠慮なくご連絡ください。私たちは、賠償請求以前の段階から解決に向けてのお手伝いをしていきたいと思っております。

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