緊急なご相談はお電話でどうぞ フリーダイヤル 0120-89-0320 TEL:03-3667-0320 携帯電話からもご利用いただけます。

  • 文字小
  • 文字中
  • 文字大

文字サイズ

4.重度脊髄損傷

トップページ ≫  交通事故・3つの解決方法 ≫  特に注力している5つの事案 ≫ 4.重度脊髄損傷

解説:重度脊髄損傷---中心性脊髄損傷を含む

脊髄とは、脳から背骨の中をとおって延びている太い神経のようなもの。脳から送られるさまざまな指令は、この脊髄をとおって全身に枝分かれした神経に送られていくわけですが、脊髄が事故などで傷ついてしまうと、残念ながら二度と元には戻らず、損傷部分から下部には完全な麻痺が残ってしまいます。脊髄の損傷部分が上になればなるほど麻痺の範囲は広くなると言われており、こうした状態を「重度脊髄損傷」と呼んでいます。

脊髄損傷の場合は、意識ははっきりしていても手足が動かなくなるため、車椅子や寝たきりの生活を強いられます。また、肺機能障害や体温調節障害、じょくそう(床ずれ)など、全身に様々な悪影響が発生するため、手厚い介護も必要です。住宅改造費や介護雑費等も後遺障害のなかでは高額になる場合が多いので、日々の領収証等の保管はしっかり行い、早めに専門的知識を持った弁護士にご相談ください。

ただし、脊髄損傷の中には、首の骨(頚椎)や背骨(脊椎=胸椎、腰椎、仙椎)、つまり「骨」に損傷が見られないにもかかわらず脊髄(内側の神経部分)に損傷を受け、上肢の麻痺や膀胱・直腸障害等の重い後遺障害が現われるケースがあります。

その各々の損傷により機能が失われる場所が異なりますが、これらは「中心性頚髄損傷」もしくは「中心性脊髄損傷」と呼ばれており、外傷が比較的軽微と判断されるためMRIなどを撮っても「軽い頚椎捻挫」程度で見逃されることが多く、治療を短期間で打ち切られた被害者は大変辛い思いを強いられがちです。

交通事故で大きなダメージを受けた場合は、こうした特殊な症例も多数あることを念頭に、専門医のもとでしかるべき検査を受ける必要があるでしょう。当ネットワークでは、最新の医療情報も提供しながらご相談に応じています。

重度脊髄損傷の損害賠償について

1.介護料

重度脊髄損傷の方の場合は、余程の重傷でない限り自宅介護となります。 この自宅介護の場合には、介護料が当然認められます。介護料につきましては、家族の介護の場合と、職業介護人による介護で一日当たりの金額が大きく変わります。患者様の家族の状況、患者様のお怪我の部位等から、これらの点は判断されます。 極めて高額な介護料が見込まれますが、その立証は極めて専門的であります。 この問題に精通した弁護士を探すことが重要となります。

2.自宅改造費

重度脊髄損傷の患者様を自宅介護する場合には、家の改造が当然必要となります。 この改造も、裁判所で認められるべきですが、そのアドバイスも極めて専門的なものです。詳しい弁護士への依頼が必要となります。

3.その他の費用

以上の2点以外に、重度脊髄損傷の患者様にとっては、介護用ベッド、車椅子、介護車両等必要なものは極めて多岐にわたります。これらの金額の計算につきましては、専門的にしっかり積み上げる必要があります。 経験豊富な弁護士に相談されてはいかがでしょうか。

4.まとめ

いずれにしても以上の点をまとめていくと、極めて高額な賠償請求となります。 事案に詳しい弁護士とよく相談して闘うことが必要です。

△ページの上部へ戻る

トップページ
弁護士の選び方と当ネットワークの考え方
所在地・アクセス
参加弁護士プロフィール
注目された主な取扱事案
当弁護士ネットの特長
プライバシーの保護と広報活動
3つのご相談方法
獲得した画期的判例
高次脳機能障害
遷延性意識障害
重度脊髄損傷
死亡事故
上下肢切断・機能障害他
交通事故・3つの解決方法
後遺障害とは何か?
集団的に取組む解決の利点
特に注力している5つの事案
交通事故3つの解決法
交通事故紛争処理センターでの解決について
交通事故・損害費目について
弁護士等による具体的アドバイス
後遺障害患者に協力的な医療機関を紹介
交通事故と被害者の保険
被害者の立場にたった事案の見直し
知っておきたい保険知識
事故が起きたときの証拠保全
重度後遺障害の主な立証項目
被害者団体の情報や交流をお考えの方々へ
後遺障害でお悩みの方々へ
交通事故後遺障害認定前の方々へ
交通事故後遺障害認定後の方々へ
総合案内
サイト利用規約
交通事故関連リンク集
コラム
交通事故用語集
サイトマップ